SOLAS条約の改正に伴い、バラストタンク塗装基準(PSPC)が定められ、2008年7月1日以降の契約船については、基準に合致した塗装仕様、検証システムを満足することを求められることとなりました。この中で、塗装検査については、FROSIOレベルV、NACEレベル2、又は主管庁がそれらと同等と認める資格を有する専門の検査員が当たることとなっています。
FROSIOは、ノルウェーが中心となって実施している国際的な検査員資格認定機関で、特に欧州船主には馴染みの深い機関であり、欧州船主の要求として、FROSIO資格者による検査実施の要求が強まる可能性があることから、我が国においてFROSIO資格試験を行うことへの期待が高まりました。
このため、弊協会では、FROSIOからの委託を受けて、2008年8月からFROSIO資格認定試験を日本語で実施することとしました。
この資格認定は、ノルウェー規格「NS476」に基づいて行われるものであり、FROSIOの認定を受けた講習機関による80時間の講習の修了者に対して、弊協会が、理論試験及び実技試験を実施するものです。日本国内の講習は、株式会社日本ピーエッチバリュー(ノルウェーの認定講習機関であるpH Valueのグループ機関)が行います。この講習及び試験は、日本語により行われます。
また、幣協会は、資格を有する塗装検査員のもとで検査業務に従事する塗装補助検査員(アシスタントインスペクター)の試験を2009年9月から開始しました。(詳しくは当該項目をご覧ください)
FROSIO資格者の知識技能の向上や情報交換等を目的に日本フロシオ会(JFIA)が2009年9月に設立されています。(詳しくは右欄のバナーより入ってご覧ください) |